ケモノの勝手

オリジナルかなり多めのイラスト、マンガ等の公開。

「マジカル・アイランド」第5話~4コマまんが~

あらすじ


元料理長のエギルは、食材を探そうとマジカル・アイランドを脱出を図る。
出口と繋がっている言う、ドラゴン・アイランドへと向かう。
しかし、代々伝わる魔法の結界の様に島は守られていて、
そこからは出る事が出来ない。
無理に出ようとして、エギルは命を落としてしまう。
大魔法ピピンによって奇跡的に生き返る事が出来た。
エギルの後を追って来たカール王の娘、ピピン元王の孫、
王女ギスラと結婚する事となった。




「エギルの秘密」



ある時いつもの様に、エギルとオトケルスの二人は
剣の技を磨き合っていた。


エギル「どうした?弱くなったなオトケルス。」


オトケルス「ち、違うだすよ。エギルが強くなったんだす。」


エギル「そうか?」


オトケルス「魔法も使えず、剣技だけでここまで強くなるなんて、
凄いだすよ。」


エギル「そうかな?」


オトケルス「とても門番の子とは思えないだすよ。」


エギル「・・・・・。お前だけに、親友のお前だけに言うけど、
オレは捨て子だったらしい。」


オトケルス「えっえっ?そ、そうなんだすか?初めて聞いただす。」


エギル「何でも川から流れついたらしいぜ。
そこへ親父、オレの育ての親父が見つけたのさ。
もしかしたら、川上に行けば何か分かるかも知れないが・・・。」


オトケルス「じゃあ、今から行ってみるだすよ。」


エギル「いや、やめておこう。」


オトケルス「何でだすか?」


エギル「事情があっての事だろう?行っても・・・。」


オトケルス「ど、どうして行かないんだすか?
そ、そんなの駄目だすよ!行くべきだすよ!!」


エギル「ふ・・・、そんな風に言ってくれるのはオトケルスくらいだ。」



オトケルスは少し顔を赤くしながら、



オトケルス「おらもついて行くだすよ。
エギルの親の顔を見てみたいだすからな。」


エギル「それか?行く理由。」



二人は川下から川上へ歩いて行ってみた。



オトケルス「随分長い川だすから、ちょっとした旅だすね。」


エギル「そうだな、もうあたりは暗くなったからここでキャンプだな。
夜の森は危ない。」


オトケルス「何か食べてから眠りたいだすなぁ~。」


エギル「これでも食べな。」


そう言って、エギルは種の様なものをオトケルスに渡す。


オトケルス「これ?なんだす!?」


エギル「これか?これはアーヴヌ実の種さ。
腹が減った時はこの種が満たしてくれる。」


オトケルス「うぐうぐ・・・なんだかおなかが膨れただす。
こんな小さな種でおなかが膨らむなんて凄い。」


エギル「明日は早く山に登るとしよう。」


オトケルス「そうだすね。おやすみエギル。」


エギル「ああ、おやすみ。」



よく朝


エギル「おい!朝だぞ。」



オトケルスを起こした。


そして、川に沿って山を登って行った。



エギル「上流までやっとついたぜ。」


オトケルス「山に登るのも苦労するだす・・・。」


辺りを見ると洞窟が目に入った。
素早く葉の陰に隠れた。



エギル「どうやらここは、山賊の住処らしい。」


オトケルス「さ、山賊?怖いだすな。
って言う事は、エギルの親は山賊なんだすか!?」




制作日:2018/04/14